地方で総合病院を経営されていた当クライアント。地方都市のため医師不足問題が深刻化し、また過去の過大投資により財務内容は脆弱化、さらに理事長には後継者がおらず今後の病院運営にも課題を抱えていました。経営・運営改善、そして後継者問題解決のお手伝いをした事例のご紹介です。
①業績不振により損失計上が慢性化、債務超過の状態が続いている
②過去の過大投資の影響により財務内容が脆弱
③後継者不在による今後の病院運営への不安
⑴全国規模で支援法人を検索、打診して、支援法人の探索と獲得
⑵中小企業活性化協議会を活用し、協議会や金融機関との調整を実施
⑶事業譲渡計画の検討と実行支援、支援法人へ事業譲渡を実施
コスト削減を進めているものの業績不振が続き、過去の過大投資の影響による過剰債務や後継者不在のため今後の病院運営に問題と不安を抱えていた当クライアント。主要取引先銀行が地域医療の支援に力をいれていることも後押しとなり、債務放棄や支払期限の調整支援を行うことで当クライアントの負担を軽減することができました。また、事業譲渡の計画・実行支援も行ったことで後継者問題を解決し、地域住民の健康を支えていく医療体制の存続に貢献できたものとなりました。