とある地域で観光バスや船舶等の運輸事業の他、宿泊施設、お土産店等を運営していた本クライアント。観光資源は点在していたものの、観光客誘致に向けて各部門が独立して施策を打ち出していたため、効果は限定的なものにとどまっていました。そこで、社内でより効果的な施策を打ち出すために、組織再編および施策実行の伴走支援を行った事例を紹介します。
①各部門が独立して観光客誘致の施策を立案・実行しており、部門間の連携が不十分
②来訪する観光客に対する解像度が会社全体で低い
③結果、打ち出す施策が空振りしてしまうケースが頻発
⑴各事業の現状や部門間コミュニケーション体系の調査
⑵観光客誘致に特化した新部門の設立支援
⑶観光客誘致に向けた施策の策定支援
観光客誘致に向けた施策がなかなかうまくいかず、原因も掴みきれずにいた当クライアント。当社で行った現状分析をもとに、部門横断的に観光客誘致施策を起案・実行する新部門を設立されました。
その後の新たな施策策定にも当社が伴走支援を行い、ツアーの企画や周遊きっぷの販売などを行った結果、それまで悪化傾向にあった業績も改善され、社内のコミュニケーションも当社関与前と比較して活発になりました。